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鞍馬山登山と紅葉
閑人しているのもなんだったし。

 NF中日の完全オフ日ということで、一日かけて鞍馬山に登ってきた。
平日ということで、叡電はすいているだろうと考えていたが、いつもの観光シーズンの休日と同じ具体に車内はぎうぎうであった。
車内で耳をそばだてていると、今日は休みをとったという旨の会話がそこかしこで多く聞かれる。だから今日もぎうぎうな訳だ、叡電は。




 電車の中では、座っているよりも立っていた方が車窓が見やすい車両に乗った。
すなわち、ロングシートが自慢の800系。
中小私鉄のロングシートは、人と人との隙間が空きやすい。
詰めて座らなくても立っているのが窮屈でしんどいということが無いからであろう。




 市原―二ノ瀬間の紅葉のポイントでは、車内に歓声が響いた。
この区間は「紅葉のトンネル」とよばれ、今は盛りのシーズン中、右にも左にも赤・黄の原色の木々が観光客の目を楽しませる。
それよりも尋常ではない急勾配を電車は聊か苦しそうに登っていくのを私は感じていた。
電車で明らかに「登っている」というのが架線中からわかるあたり、以下に急勾配かということがわかる。






私は貴船口駅で下車して、そこで待ちかまえていた京都バスに乗り込む。
ピストン輸送体制だった京都バスの上では叡山電車のガードがかかり、紅葉がかかっている。



 狭い道路にもかかわらず、貴船口の周りから貴船神社にかけて平日なのに多くの車がいた。たのむから、京都を自家用車で観光しようだなんて思わないでほしいものだ。
しかし、そんな状況でも道路状況にマッチしている小さな車体のバスは、私の他多くの観光客を乗せて、1車線あるかないかの道を、車と巧みにすれ違いながらゆっくり進み、徒歩よりかなり速く貴船に到着する。




 そこから歩いて登ること数分、貴船神社が現れる。






貴船神社は社殿を改築しているさなかであった。といってもこの写真ではよくわかるまい。




何となく紅葉が神社全体を包んでいる感じがした。




神社が一つの聖域であること、客いっぱいということも相まって、何となく不思議な感覚になる。




街路の様子の写真を数枚撮って、鞍馬山に登るとするかね。


 鞍馬山は、なんでも霊山と呼ばれているらしい。
入山の時に¥200ほどとられたので、そう思って合理化を図っていたのだが。




歩いて登っている途中に写真などを撮っていると何となくであるが




まんざらでもないかなぁなんて思えてくるから、不思議だ。


 貴船口からの鞍馬山の登山道は比較的急坂で滑りやすく、さらにマイナーである。

多くの人が山の頂から貴船神社めがけて下山してくる。即ち私は多くの人の流れを逆行していることになるのか。






ゆっくりゆっくり位置エネルギーをためながら、せっかく登っているのだからと、あがっている息で恍惚として見ている風景を写真に撮る。


 そうしてあがりきったところに、おそらく本日見た中で最高であろう風景が広がる。




それが鞍馬山霊宝殿からの景色である。麓の染まり尽くしている様が一望できる絶好のポイントである。




梵鐘はぼんと鳴るから梵鐘か。




「店じまい」間近の鞍馬寺に参拝する。


 そのあと、ケーブルを使って下山してしまうという手もあったが、ケーブルは以前鞍馬山に参拝したときに、これで一気に鞍馬寺方面に麓から登った気がする。ということで、今回はケーブルは使わずに勢いだけで山を下りきった。






叡電の鞍馬駅方面へ。鞍馬で降りる人は、これと逆の光景をみることとなるか。




下山したときには既に日も暮れかけており、市街地もひっそりした状態であった。


 叡山電車鞍馬駅から900系電車に乗車、市原―二ノ瀬間の紅葉のポイントでは、紅葉をライトアップし、車内灯を消すという大胆なイベントをやっていた。
このパフォーマンスは今年から始まったらしいが、中小ローカル私鉄ならではのサービスであろう。このパフォーマンスには行きの時の電車以上に大きな歓声が上がっていた。




 私は独りであったことからも立席のカップル諸君や家族連達みたいにはしゃぎこそしなかったが、外に出て過ごす軽い余暇の過ごし方の大切さを実感し直した。




 まぁでもそれは多分きらら(900系)で運良く座ることができ、降りる駅までまったりと列車の振動を楽しんでいられたからこそそう感じられたのかもしれないが。


たぶん旅