国宝・不動院
私の身の回りでもっとも身近な国宝、そして今まで見た中でもっとも地味な国宝、不動院を訪ねてみた。

不動院は広島高速交通の、その名もズバリ「不動院前駅」から徒歩5分程度の処にある。この「不動院前」はR54とr37の分岐点であり、安佐南方面と安佐北方面を分ける交通の要所である。しかし、その「不動院」がどこにあるかは意外と知る人は少ないのではないか。
不動院は、真言宗のお寺で、ご本尊は薬師如来様。原爆の被害を免れた広島市内の唯一の国宝である。今日はここに久し振りにいってみた。

広島高速交通の不動院前駅。広交・広島・JR・広電各社バスのバス停は「不動院」
正面に見える川は太田川。
不動院駅を降り牛田山方面に降りると、このようにささやかな看板が、それでも国宝が存在することを訴える。
とても新交通システムや自動車など交通の往来の激しいところにあるとは思えぬ閑静なたたずまいである。
楼門(重要文化財)。「不動院」と書かれているのがおわかりだろうか。
金堂(国宝)。密教系の寺院にしてその造りは禅宗系、といった不思議なお寺さんである。
護摩堂。大きい数珠球を回し、そのかちかちという音を聞くと御利益があるという。 線香をたいた。
おみくじが引ける。一回¥30。まるで時が止まっているかのようなお値段だがそれはそれで良いと思う。
鐘楼(国宝)。丹塗りの堂々たる造り。
厚い雲から逃げ出した夕日が境内に映える。

たぶん旅