急行みよし
急行みよしは、旅客鉄道線内で2往復以上運行されていた唯一の定期急行であった。使用されている車両の老朽化、急行料金の要らない車両への地元の要望、高速バスの普及など様々な要因があるとされており、それらをうけたような形で、2007年6月30日を以て廃止、となった。

急行みよしが走る路線は、広島〜備中神代を結ぶ「芸備線」である。芸備線のメインの輸送は、広島口と広島〜三次、そして三次から備中神代までに形成されている通勤・通学・生活圏である。
実は、その日は恥ずかしながら、バスセンターから出ている高速バスで三次入りしている。だが、正直な話をすると、市内中心部から出て、車内で快適に(寝ながら)移動でき、みよし(¥2010:急行みよしを広島〜三次)に乗るよりも安い(¥1450:2007年6月現在)では正直どちらをとるかと言えば…。
三次市内でしばらく時間をつぶした後、みよし発車10分前の三次駅へ。
列車は、オリジナルの2両。
隣に待機する普通列車はワンマン運転であるが、みよしはさすが優等列車、車掌がついている。
車内には、記念乗車の人がちらほら見られた他に、地元のおばちゃん集団が乗り付け、そこそこの乗車率だったと思われる。座席は、見た感じでは満席な雰囲気だった。

芸備線広島〜三次間は、足下はしっかりしているのだが、そこはやはり半レトロと化した車両、エンジン音の割に、歩みはゆっくり、ゆっくり、であった。乗った列車は志和口〜広島ノンストップのものであったが、体の右側に流れる風景は、観光列車そのものの雰囲気であった。

広島駅到着後、お客でなかった者たちの注目をも集めていた。
折り返しの準備、三次方面へのお客を待つ準備を始めるところまで見守った。

たぶん旅